鼻から牛乳を出したことがありますか?
鼻から牛乳を出したことがあるだろうか。
小中学校の給食の時間、必ず牛乳が出ていた。
はじめの頃は瓶の牛乳だったが、途中からテトラパックという正四面体の三角のパック牛乳になった。
必ず出ていたので、牛乳が題材となったいろいろな事件が起こる。
- 牛乳を飲めない人の机の上に、昼休み時間を過ぎて、5時限目が始まっても、ずっと牛乳パックが置かれていたり、
- 牛乳が苦手な人が机の中に牛乳を隠していて、何日か後に、いつの間にか中身がヨーグルトのようになった牛乳パックが発見されたり、
- 空になった牛乳パックに空気を入れて踏んずけてパンッと爆発音を鳴らしたり
していた。
ヤンキーなどは「爆弾」と題して、校舎の4階から校庭を歩いている人に向けて牛乳を投げたりしていた。
2人でどちらが早く牛乳を早く飲めるかを競争したりもしていた。
負けた方は、たいがい途中で噴き出し、制服は牛乳で汚れ、机もおかずも牛乳まみれになったりして、かなり悲惨な状態になった。
ところで、鼻から牛乳を出したことがあるだろうか。
口から噴き出しそうになった時に、それを堪えると、口から出なかった牛乳が鼻からタラ~ッと流れるのだ。
生暖かい感じで、特に痛みもなく、タラ〜っと流れ、もう止めることはできない。
人が牛乳を飲んでいるときに笑わせたりして、噴き出させるのを楽しんだりするのだが、笑った人が口から噴き出すのを我慢すると、鼻から出たりするのだ。
口から出すか、鼻から出すか、瞬時の判断が求められるのだ?
つわものになると、わざと笑わせようとした人にブーッと牛乳を噴きかけたりしていた。
いじめにもつながるような遊びだが、今の子供たちも、そのような遊びをしているのだろうか。