食パンづくりにチャレンジしてみた
巷では、高級食パンの店が増えてきている。
これまで我が家では、朝食はヤマザキの「超芳醇」と決めていた。
このため、私の身体を構成する炭水化物の25%はヤマザキの超芳醇で作られているといっても過言ではない状態だった。
特段、パンについてこだわりのない私だが、食パンブームはうれしいニュースだった。
しかし、高級という名に相応しく、超芳醇に比べると、かなりの金額となる。
自然、我が家のエンゲル係数は跳ね上がり、このままでは私の少ないお小遣いにまで攻め込んでくることが安易に予想される。
そこで、コロナ禍の巣ごもりの暇解消も兼ねて、市場で出回っている高級食パンには走らず、ホームベーカリーを購入して、自宅でいろいろなパン作りに取り組むこととした。
ホームベーカリーについての知識は全くなく、まずはホームベーカリーについて調べてみることにした。
そこで参考にしたのがこのサイトだ
【徹底比較】ホームベーカリーのおすすめ人気ランキング13選【2020年最新版】
Panasonic製品が上位を占める中で、私が気になったのは、ホームベーカリーで唯一IHを採用していたタイガーの製品だ。
次にタイガーのホームベーカリーの評価はどうか検索したところ、以下のサイトが引っかかった。
数あるホームベーカリーの中で、唯一IH加熱を採用しているタイガー・・・IHならではの高火力で焼くことで、中はふんわり、外はカリッとした食パンが焼き上がるのが特徴
他メーカー製品で焼ける米粉100%の食パンとはまったく違う仕上がり
うん、やはり
「買うならタイガーだな」
と心に決めた瞬間だった。
しかし、タイガーの製品のことを調べていて驚くことに気が付いた。
ある方がサイトに書いていたのだが
「タイガーは高価格路線を取ったのが失敗だった」
とのことで、タイガーは、ホームベーカリーの生産を中止してしまっていたのだ。
IHという高機能を売りに
「焼き上がりよく、クラストもパリッと美味しい」
という特徴で市場制覇を狙ったのだろうが、日本においては市場が小さく、数千円の廉価版、Panasonicという家電大メーカーとの競争の中で、返ってIHを入れた高機能路線が首を絞めることになったのかもしれない。
非常に残念なことである。
しかし、ネットの中を見ていると中古ばかりでなく、タイガー製の新品のホームベーカリーが、まだ市場に出回っているようなのだ。
そこで新品の市場在庫が売り切れる前に、急ぎ購入することに決めた。
少し手間のかかる角型のパンを作ることはないのだろうが、角型パンが作れることを売りにしているKBY-A100が値段的にも手ごろだったので、高機能で安価というお買い得の同製品を購入することに決めた。
本来であれば、小麦粉やイースト菌を量って投入するようになっているのだが、AMAZONで売られている、ホームベーカリー機を作っているシロカと日本製粉がコラボして作っている「 毎日おいしいパンミックス お手軽食パンミックス(1斤×10袋) スウィートパン(ドライイースト付)」を購入することにした。
これを使えば、小麦粉もイースト菌も計る必要はなく、袋を破ってホームベーカリーに入れるだけでパンができるのだ。
つまり、お米を研ぐ必要がある炊飯器よりも楽な作業でパンができることになる。
10斤分で1,980円だったので、1斤あたり材料費だけで198円となり、安売りの時のヤマザキ超芳醇よりは若干高くなるが、手間を楽にすることを考えれば十分だろうと思い、Amazonでポチッとした。
中のパン生地が熱々モチモチなのは当然のこと、いわゆるパンの耳の部分がサックサクでスナック菓子のようだ。これがIHの力なのかもしれない。
かなりうまい。
シロカのパンミックスも他の種類があり、タイガー、パナソニック、そして他のメーカーの粉も楽しめそうだ。
今後は、バターを追加で入れたり、はちみつ、ドライフルーツなどを入れたりして、楽しんでみたいと思う。
他のホームベーカリーは使ったことはないが、焼き立てを食べることができるのは、自宅にホームベーカリーあってのこと。
おすすめです。
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