コロナ禍での日常を題材にしたドラマ『#リモラブ ~普通の恋は邪道~』
10月14日に『#リモラブ ~普通の恋は邪道~』というドラマがスタートした。
将来的に再放送しにくいであろう、コロナ禍の日常をドラマ化した英断を素晴らしいと感じる。
波瑠さん演じる産業医がSNSを通して見知らぬ相手に恋をするコメディタッチの恋愛ドラマだが、通常のドラマと大きく違う点が一つ。それはコロナ禍が舞台であるということ。
緊急事態宣言下で外出自粛した際の、心の寂しさや、相談相手がいないことの不安がある中で、恋愛で求めたという設定。
コロナ禍では経済的、心理的に疲弊した方も多いと思われるので、今後、このようなドラマが必要になってくると思われるのだが、服装や化粧の流行と違い、日常的にマスクを着用するドラマは題材にするのに勇気が必要だと思われるので、今回のドラマは画期的だ。就職も超売り手市場から一気に就職難となり、この時期に流行った就職氷河期対策という取り組みも、かき消されていくのではないだろうか。
コロナによる影響は、氷河期どころではないからだ。
もっと多くのドラマが生まれ、コロナ禍だからこその悩み、葛藤、恋愛等を描いてもらいたいのだが、視聴率至上主義の中では難しいのだろう。
数年後には、緊急事態宣言、外出自粛、マスクの着用がどのように評価されているのかは全く想像できないが、「将来、再放送に使えない可能性がある」というリスクにあえて取り組んだ、制作会社や放送局に歓喜の拍手を送りたい。
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