恋の暗号?「あきすとぜねこ」で何がわかるのか?
新型コロナウイルスのワクチンのニュースを見ていて、何故か気になるワードがあった。
ワクチン開発で、アメリカのファイザーを追いかけている、英国のアストラゼネカの名前だ。
なんとなく聞いたことのある名前だと思っていたら、小中学校の時に好きな異性が現れたときにやっていた「あきすとぜねこ」のことだった。
「あきすとぜねこ」は、好きな異性が自分のことをどう思っているのかわからないときに、背中をそっと押してくれる道具。
つまり「あきすとぜねこ」とは、恋愛占いのことなのだ。
令和の前の前、昭和時代に乙女チックな少女がやっていた恋する二人の名前を使った恋占い。
相手は自分のことをどう思っているのか、自分も相手のことをどう思っているのか。
自分と相手の名前をチェックして、二人の名前で相性を見ることができるのだ。
「あきすとぜねこ」は、「愛してる」「嫌い」「好き」「友だち」「絶好」「熱烈」「恋人」の頭文字で、二人の名前を数値化し、出てきた数で相性を調べるのだ。
地域によって、やり方が違うのかもしれないが、ネットで調べたところ、概ね同じような内容だ。
女学生の間だけでなく、男子学生でも流行っていて、ノートや机の上に自分の名前と相手の名前を書いて、あの娘じゃなくて、この娘と合うのか、などと一喜一憂していたのだ。
では「あきすとぜねこ」の占い方について説明しよう。
まずは名前を数字に変換する。
ひらがな五十音の
「あ段」の文字を 1 に変える。
つまり、あかさたな・・・は、すべて1になる。
「い段」の文字を 2 いきしちに・・=2
「う段」の文字を 3 うくすつぬ・・=3
「え段」の文字を 4 えけせてね・・=4
「お段」の文字を 5 おこそとの・・=5
と置き換える。
私の名前「だんひこいちろう」は、
「だ」は「あ段」なので1、「ん」も「あ段」なので1、「ひ」は「い段」なので2と、変えていくと「11252253」となる。
次に相手の名前を数字に変える
今、非常に気になっている「コスプレイヤーえなこ」を相手に私との相性を占ってみよう。
「えなこ」には、本当の名前と、えなこの元となった芸名、そして「えなこ」という今の芸名の3つの名前がある。
では最初に、本名と言われている「かわしまつばさ」で試してみる。
ヤンアニの撮影で着たサンタさん🎄 pic.twitter.com/wUhWpy0ex1
— えなこ (@enako_cos) 2020年12月18日
二人の名前に共通にある数字を消していく。
「だんひこいちろう」は「11252253」
「かわしまつばさ」 は「1121311」になる。
二人の共通の数字は、1、2、3 なので、二人の名前から1、2、3を消す。
最後に、
残った数字を足して、「あきすとぜねこ」に当てはめてみる。
「だんひこいちろう」で残った数字は、5が2つなので10になる。
「あきすとぜねこ」を並べていくと、下の図のように、10番目の文字が「す」になることがわかるだろうか?「す」は「好き」の頭文字になる。
「かわしまつばさ」の方は、すべての数字がなくなってしまった。
このようにして、「だんひこいちろう」は、えなこの本名である「かわしまつばさ」のことをを好き。
「かわしまつばさ」は、「だんひこいちろう」のことを「運命の人」と思っている。
ということになるのだ。(数字がなくなると「運命の人」になる)
では、「えなこ」の元になった芸名「みなづきえりな」では以下のようになる。
私は「みなづきえりな」のことを好きなのに、「みなづきえりな」は「だんひこいちろう」のことを友だちとしか思っていない。という結果になる。
これはちょっと寂しい結果だ。
最後にコスプレイヤーである芸名「えなこ」との相性を見てみよう。
「だんひこいちろう」は「えなこ」のことを本当は「嫌い」で、「えなこ」も私のことを友だち程度にしか思っていないという結果となった。
まぁ私は既婚者のアラフィフなので、結果としては、めでたし、めでたしなのだ。
中高生の時は、相手の苗字を自分の苗字に変えたら相性がバッチリになった!と喜んだりしていた。
まだ愛に希望を持っていたころの話だ。
懐かしい。
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