ナイナイ岡村の結婚話
吉本芸人の男性独身グループ「アローン会」(会長 今田耕司)の部長 ナインティナインの岡村隆史が結婚したことが話題になっている。
自分に関係ない他人の結婚なんて普段は全く気にしないのだが、誰もが心から喜んでいるような雰囲気で番組を見ていても気持ちがいい。
ワイドショー的な番組を見ると、事前にいろんな方に挨拶や報告をしていたようだ。
きっと上下関係の激しいお笑い芸人だけに「聞いていない」ということが許されないのだろう、芸能リポーターなどメディアに漏れる、抜かれるかもしれない危険を冒しながら、和田アキコや松本人志など、先輩たちに話すのは結構大変だっただろう。番組内の「聞いていない」「事前に聞いていた」という発言で、吉本内や芸能界での力関係がわかるようだ。
50歳にして30歳代の一般女性とは芸能人的にはおかしくない年齢差なのだろうが、男性としてはうらやましくもある。
岡村の身長は156cmであり、男は年齢でも、身長でもないことが証明された(でも芸能人という力が、年齢や身長よりも偉大なのかもしれないが…)
コロナ禍の中で、外出自粛の若い男性たちに向けた自身のオールナイトニッポンの中で「コロナが収束したら苦しい状態がずっと続くので美人さんがお嬢やりますから」という岡村の発言が、女性が貧困化して望まずして性風俗店でセックスワーカーになることを扇動するような発言、ということで批判が殺到した際に、励まし、救ってくれたことが結婚のきっかけになったとのこと。
オールナイトニッポンは、男性リスナーが多く、自粛期間中のリスナーを励ます意味があったのだろうが、時代的に厳しいのだろう。
とんねるずのホモネタ「ほもおだほもお」も公共の電波ではタブーになった。
「昔大丈夫だったから」がだんだんと通用しなくなってきたのだ。
仕事場の明るい雰囲気づくりといっても、ジョーク一つに注意が必要だ。
カッコいい若者の発言なら許されても、定年前の親父を女性は許してくれない。
いい時代になってきているのだろうが、親父にはつらい世の中だ。