聖地巡礼「鬼滅の刃」で炭治郎が斬った石(岩)を見つけた!
映画「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」の勢いが止まらない。
公開からわずか10日間で興行収入100億円を超え、その勢いが止まらない。
スタジオジブリ製作の「千と千尋の神隠し」が2001年に25日間で100億円を超えた記録を大幅に短縮する最速記録となっている。興行収入100億円は、映画『天気の子』が公開34日目で、『アナと雪の女王2』は公開40日目の突破とのこと。それをわずか10日とは、すごい!
背景には、コロナ禍の中で、邦画、洋画ともに最新作を撮影できなかった映画不足の中で、多くのスクリーンを独占できているということも大きいが、話題が話題を呼んで、見なければ話題について行けないという状態になっていることも大きいのだろう。(このことが「鬼滅の刃」を知らない人に対するキメハラという言葉を生むこととなった)
『千と千尋の神隠し』は308億円の興行収入を売上げ、歴代興行収入ランキング1位に輝いているとのことなので、映画「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」はその記録を塗り替える可能性がかなり高いだろう。
一方で、「鬼滅の刃」と関係があるのではないかという聖地探しが全国で始まっている。
主人公:竈門炭治郎(かまど・たんじろう)の苗字「竈門」が神社名となっている、福岡県筑後市の溝口竈門神社では、「鬼滅の刃」のコスプレをするイベント「鬼プレ」が行われている。
また福岡県太宰府市の「宝満宮竈門神社」では、「神社が作品のルーツでは」と話題になり、こぞって参拝に訪れているという。
神社では、「鬼滅」の登場人物が描かれた絵馬がずらりと並んでいるとか。
宝満山は古くから修験道で知られるが、その修験者が炭治郎の羽織の柄と合致する「市松模様」の装束を着ていることも聖地の信憑性を高めている。
また最近話題となっているのが、鬼殺隊の最終選別に行く前の鱗滝左近次からの最終試練で、竈門炭治郎が斬った大岩だ。
ネットでは福岡・宝満山の竈岩や奈良・柳生一刀石などが紹介されているが、今回は竈門神社と同じ福岡県内にある北九州市小倉南区貫(ぬき)の荘八幡神社の「鈴石」を紹介したい。
写真を見ていただくとわかるが、アニメにあるような丸い石(岩)が真っ二つに割れている。
この岩には、不老長寿の功徳がある、石長比売(いわながひめ)とよばれる神さまが宿るといわれている。
この荘八幡神社は、元々は元慶7(883)年に鈴石八幡宮として建立され、元和5年(1619)、時の小倉藩主 細川忠興が宇佐八幡宮の放生会を復活させた際、鈴石(すずいわ)八幡宮においても神輿を造り、武運長久・五穀豊穣を祈念して“大祓い”の大祭を斎行したという歴史がある。やがて正八幡神社と改名せられ、更に荘八幡神社と改称され現在に至っているとのこと。
まだ注目されていない荘八幡神社だが、注目される日は近いかもしれない。
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