定年前にして惑い未だ天命を知らない

定年前のアラフィフおやじの呟き、思ったことを綴る

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映画鑑賞録 アップグレード (2018)

「アップグレード」

AI(人工知能)を題材にした近未来SF映画

 

アナログの代表のような古い自動車をレストアする自動車修理工が主人公グレイ。

そのグレイ夫妻が乗った自動操縦の車がトラブルを起こす。
その後、グレイは、謎の一味に愛妻を殺され、自身も全身麻痺となる。

 

全身麻痺となったグレイだったが、首に小さなAIチップを埋め込んでもらうことで、AIが麻痺した神経を動かし、しかも人間を超えたスピードや力を発揮するようになる。
主人公グレイは、AI「STEM」を味方につけ、愛する妻を殺した組織に復讐するといった内容。

 

映画は、飽きることなく、一気に見ることができるくらいの展開が早い。
主人公グレイを疑い、執拗に追う警察、AIを絡めたミステリー要素もあり、最後の回収はよく考えておかないと頭を置いて行かれてしまう。

 

最後に「えっ!」と感じるラストが印象的。

映画を見ている人もAIで攪乱するようなストーリー展開は秀逸だ。

結局、「人間にとって幸せとは何か」という問いかけにもなっているようだ。


映画を見て感じたことは、今後のAIの進化はどのような展開を遂げるかということである。

映画のように、AIの進展によって、寝たきりや半身不随になった方が、再び自由に動けるようになるかもしれないということは考えさせられた。
また相談相手や、自分の記憶の外部メモリ等として、AIが埋め込められることも考えられるのかもしれない。

 

多くのAI系の映画は、最後にAIが人を超えて裏切ったり、人間がAIを克服して倒したりするが、この映画がどのような結末となるかは是非見て確かめてもらいたい。

 

きっと期待を裏切らない映画になるだろう。

 

upgrade-movie.jp

 

 

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