定年前にして惑い未だ天命を知らない

定年前のアラフィフおやじの呟き、思ったことを綴る

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子供の頃の思い出(マクドナルドのピクルス)

小中学校のとき、ハンバーガーといえばマクドナルドだった。

どこの誰が言い出したかしらないが、マクドナルドのハンバーガーのパティはミミズの肉でできているという都市伝説が広がったりしていた。

うまいラーメン屋が評判になったときに

「あそこのラーメン屋は猫を煮てスープを取っている」

という噂が広がるのに似たようなことだろうか。

 

アホな友達は

「俺はミミズバーガー1つ、と注文した」

などと威張って言っていた。

子どもながら、

「そんなにミミズがショックだったら食べなければいいのに」

と思っていた。が、小心者の私は

「そうなん、すごいね」

などと、合いの手を入れていた。

 

だいたいチーズバーガーを食べていたように記憶しているのだが、マクドナルドのハンバーガーを食べるときに苦手だったのがピクルスだった。

 

味的には好きな味なのだが、なぜかいつもピクルスの端っこの皮の一部分を噛み、唇のところにピロンッと、ピクルスがぶら下がるのだ。

何回食べても、かなりの確率でピロンッとなる。

ほかの人を見ていても、そんな風になっていないのに、自分だけなるのだ。

 

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ピクルスの端っこを噛んでピロンッとなった図

しかも女の子といっしょに食べたりしている時にピロンッとなるのだ。

このピロンッとなったピクルスをどうやって食べるかも問題で、手で持って口に入れるのも衛生的ではないので、唇でピクルスを噛んで、ウパウパと吸いながら口に入れるしかなかった。

かなり惨めな光景である。

 

まだまだ思春期真っただ中で、山月記の虎のように、尊大な羞恥心を持っていた私は、このピロンッがとても嫌いだった。

 

マーフィーの法則」という確率論的な本が一時期人気になったが、これもその一つなのかもしれない。

 

 

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